メタボリックシンドロームとは、ウエスト周囲径が男性の場合85cm以上、女性の場合90cm以上の状態で、高血圧症、高血糖、高脂血症のうちどれか2つ以上を併せ持った状態のことを指します。この状態が心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす原因といわれています。
平成16年国民健康・栄養調査結果により、メタボリックシンドロームになりやすい年代は男女ともに40歳代以上であることがわかりました。この年代から該当者は飛躍的に増えているのです。年齢別に見ていくと、40~74歳(約5,700万人中)におけるメタボリックシンドローム該当者は約940万人、予備軍者は約1,020万人、合わせて1,960万人と推定されています。40~74歳で見ると、男性の2人に1人、女性の5人に1人が予備軍と考えられます。女性は男性に比べると少なく思えますが、だからといって安心することはできません!下記の女性年齢別比率をご覧ください。
| 30歳代 | 2% |
|---|---|
| 40歳代 | 14% |
| 50歳代 | 15% |
| 60歳代 | 25% |
| 70歳代 | 30% |
上記の表でもわかるように女性のメタボ該当者の年齢分布を見れば、特に更年期障害になりやすい40歳代以上に集中していることがわかります。年齢を重ねるごとにその危険性は男性と大差がなくなっていきます。
女性は男性に比べ、皮下脂肪がつきやすく、内臓脂肪がつきにくいという特徴があります。しかし、閉経後にはその特徴が薄れ、内臓脂肪もつきやすくなってしまいます。これは「エストロゲン」「プロゲステロン」という女性ホルモンの分泌が低下してしまうことが原因です。内臓脂肪が蓄積されると高脂血症や高血糖になりやすく、結果メタボリックシンドロームに陥ってしまいます。